静岡県南伊豆

去年と違う海岸を求めて南伊豆へ。

弓ヶ浜海岸へ向かったが、到着が正午だったので
駐車場が空いてなく、やむなく移動。

東へずれていき・・・大浜海岸へ。
台風8号の影響で波が高く遊泳禁止でみんな海を見て立ち尽くしてます。
ライフセーバーの方に聞くと、
他の浜は遊泳注意だが、
大浜はこの辺では一番波が立つところなので遊泳禁止とのこと。
それでみんな泳げる海岸ということで弓ヶ浜へ行ったので混んでしまったと・・・海に立つ娘。

少し岩場があるので近寄っていけば、ライフセーバーの方がすんごい勢いで走ってきて注意され・・・(^^;)ゞ
しかし川を挟んだ隣の海岸はライフセーバーの監視が緩かったので、そちらで夫と娘はボディボードと浮き輪で楽しんでました。
私も水着は着替えていたのですが、海の中を観察できない海に入っても・・・と思い、波観察。

海のドドーンという音は心臓にドーンと響いて心地よい。
飽きずに3時間もそれも立ったまま海を眺めていました。
おかげですっかりスネからふくらはぎが日焼けしてしまいました。

次の日、今日は目的のシュノーケリングができるかっ!?
裏石廊崎で漁船で浜へ渡してもらうつもりでしたが、またしても遊泳禁止で船も出ないとのこと。
それでも今度は東に向かって、泳げる海岸探して転々と移動。

結局、子浦海岸で泳ぐことにしました。

やはり波があり、磯で泳ぐにも岩場に打ち付けられそうで非常に怖い。
そして案の定、濁っていて何にも見えず・・・(;;)

↓ここを渡るだけでも恐怖。
この左側は穴が空いており、海水は引き込まれていくんです。
波が治まった瞬間を狙って急いで泳ぐ私たち。

だってこの辺の岩は

だって・・・この辺の岩は、ケガキやフジツボ、カメノテだらけ
触れたらすぐに切ってしまう。

なのでもちろんグローブ着用。
しかし娘は何箇所か足を切ってました。

せっかく苦労して渡ったけれど、やっぱり濁っていて何にも見えない(;;)
せっかくの防水デジカメも意味なし。

でもこういうときだからこそできる磯観察。

岩にある穴から赤い目だけを覗かせていたのは
イボイワオウギガニ。

ヤドカリさえも発見できず、あとはフナムシくらい(~_~;

最近読んだ本の影響で興味があったフジツボたち。
彼らはみな甲殻類。
フジツボはこの殻の中でちゃんと脱皮をするそうです。
蔓脚もきれいに1本1本脱皮するみたい・・・見てみたいなぁ。

カメノテ クロフジツボ
よく見たらイボニシも隠れていましたね。
 ミナミクロフジツボ? 藻に覆われて何フジツボかわからず・・・

こちらはタテジマフジツボ。↓全て殻、空です。

でも打ち上げ物を探してら見つけた!
生きている個体もいたのでお持ち帰りしちゃった!

あとは・・・割れてて残念。

今回のシュノーケリングはこんな結果で終わってしまったけれど、できなくても違う楽しみ方がある海を
感じることができた旅行でした。
娘なんて濁っていてもOKで、「何にも見えな〜い!」と言いながらも一人でシュノーケリングを楽しんでいました。

 


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