神奈川県三浦半島

長者ケ崎〜芝崎コース。
1年と1ヶ月ぶりでした。

すでに潮は引き始めており、
まずはビーチコーミングから・・・

しかし何も見つからず、波の音を聞きながらただ歩くだけでした。
最初の磯に到着。

さすが春の大潮!かなり引いているので、けっこう先まで行けます。
干上がったところの生き物たちも、干上がらないようにしっかり閉じてます。

いつものメンバー、ホンヤドカリ、イソヨコバサミ、ケアシホンヤドカリをひとしきり観察して、ビーチコーミングへ。

そして初めてハスノハカシパンを拾いました。
ここの浜には何度も来たことがあるけれど、ハスノハカシパンを拾ったのは初めてです。
極小ハスノハカシパンなど計4つ拾いました。
この浜は極小なものが拾えるのですが、今回壊れてしまうといけないと思い、カメラのフィルムケースを持参。
正解でしたね。

1人のときは、感動を分かち合えないのでちょっと寂しいですね(~_~;
心の中では「おぉぉぉっ!」って、かなり叫んでいるんですけどね。

おじさんに「何か拾えた?」と聞かれたので、
フィルムケースを開けて「ハスノハカシパン、拾えました」って、
見せたけど、イマイチ感動なく・・・たぶん知らないんでしょうね・・・
残念です。

さぁ、急いで、次の磯へ・・・本当の目的はこれからこれから。

磯にはすでにたくさんの人が出ていましたが、
ほとんどの人がマダコ捕りをしていました。
私の拳ほどの頭のタコをたくさん捕っていましたよ。

目の前でタコをモリで突いてるおじさんがいたので
「たくさん捕れるんでねぇ」と声を掛けたら
「小さいけどたくさんいるよ」と言ってました。
この時期、磯でこんなにタコが捕れるとは知りませんでした。

で特に私は何の用意もしてなかったのでタコは捕れず・・・
素手でも捕まえて、オスとメスの判別だけでも
すればよかったかなぁと・・・ちょっと後悔でした。
そんな人はいない??(^^;)ゞ

この磯で観察できたもの。
アメフラシ、ダイダイウミムシ、ヒラムシ類、アオウミウシ、イトマキヒトデ、ヤツデヒトデ
今回は、イトマキヒトデとヤツデヒトデをたくさん見ました。
1年前のときには全く見なかったのにね。

 

干上がった岩の影にアオウミウシ。
海水の中に入れて上げたら、
鰓がきれいに広がりました。

アオウミウシはたくさん見れました。
タツナミガイのお腹って、
こんなにオレンジなんでしたっけ?
今まで全く気づきませんでした。

タコ捕りに夢中な人たちに踏まれて、
海水があちらこちら紫色になってましたね・・・
バフウウニみ〜っけ!
と思ったら・・・殻でした。
下の部分は何処へ?
五放射相称になってます。

なんて遊んでいるうちに潮はどんどん引いてしまいました。
転石地だときれいな海水を取りに行くのにとっても苦労します。
ということで、次の磯へ。

こちらもかなり引いてましたが、
転石地でないぶん歩くのが楽。
ここで海水を汲んで、ちょっと観察観察。

海藻のなかに何やら不思議なものが・・・
なんでしょう??

よく見たら・・・背中に卵を産み付けられたイソクズガニっ!
どんだけとろいんだっ!?

生き物の観察数は少なかったけれど、充実した磯遊びでした。
そして、今回予想外のお客様多々あり。
それはまた後で・・・

 


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