貝たちいろいろ

今回の岩にはそれはそれはたくさんの生き物がくっついてきたようで水槽内がとても楽しい。

キクコザラガイだと思うのだけれど、小さなカサガイの仲間。
夜行性の貝だと思い、いつになったら動くんだろ〜と夜な夜な観察していたが、全く気配なし。

ところが、土曜日の午前中に動き出した。
なんだ!この貝は昼行性だったのだ(^^;)ゞ

上の画像がこの貝のお家的位置。いつもこの場所にいる。
つまりこのような特定の場所が貝の家になる。
餌となる微小な藻類や柔らかい海藻を食べるために移動するが、必ず同じ場所へと戻ってくる。
これを「帰家行動」という。
この貝も近場をちょっと移動しただけでまた同じ場所へ戻ってきた。
そしてその特定の場所に「家痕」という窪みができる。
今のところそれはまだ見えないみたいだけれど、うちの水槽でもしかしたら見れると思うと楽しみかも〜

殻の下の岩の窪みで自分の体を隠して、天敵から逃れたり、急激な温度差や乾燥から体を守るらしいが、
うちのような安全な水槽では果たしてどうなるでしょうか・・・こう御期待。

それから今、水槽で一番人気者のヒラスカシガイ?だと思うのだけど・・・
スカシガイとヒラスカシガイの違いは頂孔がスカシガイのほうが後寄り、ヒラスカシガイのほうが中央よりだそうで
いまいち判別ができない。

貝殻よりも体のほうがはるかに大きく、色はさまざま。
貝の背に開いている穴から呼吸します。
小さな傘をかぶっているかんじ。


小さな眼が見える。この岩にいつも貼りついていて、結局この岩の紅藻は全て食べつくしてしまった。
ワカメを与えてみたけれど、食べてないみたい。
すでに水槽内の紅藻はないので、これから生き延びてくれるのか心配なのところ。

背中の穴から水管が伸びている。私の居ぬ間に夫が撮影↓

これからのみなの成長が楽しみなところ^^